● アルコールバーナーに興味があって、使い勝手や使い方が知りたい。
● アルコールバーナーにおすすめの五徳が知りたい。
こんな疑問にお答えします💡
この記事は、
キャンプに中々行けないけど、アウトドア気分を楽しみたい。
手軽にBBQを出来る道具としてアルコールバーナーが気になっている。
という方に向けて書いています。
この記事を通して、
●アルコールバーナーの使い方(簡単です)
●風防にもなる便利な五徳
を紹介します。
雪国キャンパーのtakaと申します。
僕の住んでいる地域、冬は閉鎖されるキャンプ場が多いです。
そんな時でもアウトドア気分を味わうために、アルコールバーナーで自宅BBQを楽しんだりしています。
色々な事情で中々キャンプに行けない、同じ境遇の方の参考になれば嬉しいです。
【トランギア】アルコールバーナーの使い方を解説します【おすすめの五徳も紹介】

アルコールバーナーは、『燃料用アルコール』を燃焼させて使う火力源です。
炭と違って一瞬で着火する事、また一瞬で消火できるので、準備と後片付けは圧倒的に楽になります。
アルコールバーナーを使用する際、以下の5つの道具を予め準備します。
① アルコールバーナー本体
(今回は有名なトランギア製で紹介します)
② 燃料用アルコール
(ホームセンターで購入できます)
③ チャッカマン
④ 耐熱手袋
⑤ 五徳
それでは早速、構造と使い方をご紹介していきます💡
アルコールバーナーの構造

今回は、メスティンでも有名な『トランギア』社のアルコールバーナーで解説します。
写真の上から順に、斜めに被さっているのが『火力調整フタ(消火フタ)』、真ん中は『燃料漏れ防止のフタ』、一番下の大きいのが『本体』です。

分解するとこんな感じで、左から『本体』、『燃料漏れ防止のフタ』、『火力調整フタ(消火フタ)』になります。
燃料用アルコールを本体に注ぐ

まずは本体に『燃料用アルコール』をゆっくり注ぎます(最大でも6分目程度まで・約20分燃焼)。
背が低いので、勢いよく注ぐと漏れがちです。
ゆっくり注いでください。

僕がいつも使っているのは『ケンエー・燃料用アルコール』。
ホームセンターで購入でき、500㎖で400~500円くらいです。

はじめて使用する場合は、燃料を入れたら5分程度放置します。
アルコールバーナーは内部に燃焼用の芯が入っていまして、その芯にアルコールを浸透させるためです。
2回目以降は、すでに芯に浸透している状態のため、基本的には浸透時間を待つ必要はありません。
チャッカマンで点火する

芯にアルコールが浸透するくらい時間が経ちましたら、注いだアルコールを目掛けてチャッカマンで着火します。
アルコールは一瞬で燃焼しますので、普通のライターなど着火口が短い・無いもので着火すると火傷をする危険性があります。
火傷を防ぐため、必ずチャッカマンや着火口が伸びるタイプのライターを使用してください。
※写真のライターはセリアで購入した伸びるライターです。
炎の安定を待つ

着火後すぐの状態は、このように真ん中から青い炎が上がります。
この状態ではまだまだ火力が弱いので、しばらく待ちます。

環境にもよりますが、1~2分くらいでこの様な状態になります。
アルコールバーナー本体上部には、真ん中の注ぎ口を囲むように小さい穴が開いていて、その穴から炎が出ている状態です。
アルコールバーナーが火力が強いのは、二次燃焼という効果のおかげです。
この状態は、『二次燃焼が始まってきたよ!』という証です。
この状態から、更に待ちます。

この写真の様に、赤い炎が出てくれば準備完了です。
これ以降は、『火力調整フタ』を被せても大丈夫です。
(※安定する前に火力調整フタを被せると、安定しません)
本来は五徳にセットしてから、この手順で着火します。
後は、鉄板(穴が開いていないもの)を置いてBBQを楽しんだり、ケトルを置いてお湯を沸かしコーヒーを楽しんだり、思い思いにアウトドア気分を楽しみましょう!
なお、燃料を最大まで入れ、最大火力(火力調整フタを被せない状態)では約20~25分燃焼してくれます。
途中でアルコールを追加する場合は、アルコールが尽きて火が消えてから5分程度時間を置き、ある程度冷めてから追加してください。
また、必ず耐熱手袋を着用します。
本体が熱いまま追加しようとすると、火傷に繋がる危険もありますし、注いだ瞬間熱によって発火する事があります。
おすすめの耐熱手袋は、『キャンプ用グローブの選び方を解説【わかりやすく紹介します】』の記事で詳しく解説しています。
よければ併せてご覧ください。
火力の調整方法

『火力調整フタ』は、真ん中の黒い円の部分が動かせるようになっています。
黒い円の部分を動かして、どれくらい開放するかによって火力の調整や、消火をする事ができます。
なお、途中で調整する際は、本体もフタもかなりの高温になっていますので、必ず耐熱手袋を着用します。
写真は黒い円の部分が閉じ切った状態ですが、この状態でバーナー本体に被せると一瞬で消火する事ができます。
(あまりにも火力が強い場合は、しばらく燃え続ける場合もあります。この場合は、消えるまで待ちましょう。)

2/3程度開けた状態で被せると、中火になります。
開放だと火力がかなり強いので、基本は2/3程度開放で使う事をおすすめします。
強い火力が必要な、焼肉などはこの火力で良いでしょう。

1/3程度開けた状態では、とろ火になります。
煮込み料理等におすすめです。
おすすめの五徳(ゴトク)

五徳とは、本来なべやフライパンを置く事が出来る鉄製の道具の事です。
でも、僕はおすすめの五徳として『ソロ用コンロ』をおすすめします。
アルコールバーナーが入るサイズが多いですし、何より風防の代わりになるからです。
また、ソロ用コンロの中でも『キャプテンスタッグ・カマドスマートグリルB6』をおすすめします。
理由は3つあります。
1つ目の理由は、『高さ調整が出来る事』です。
カマドスマードグリルB6は、熱源の位置を3段階で調整できるようになっています。
(写真の側面に空いている四角い穴に土台を引っかけて調整します)
強火力で一気に調理した場合は上段、ゆっくり楽しみたい、火力が強いと不安という場合は、中段または下段で試してみてください。
(注意点として、コンロの中にはアルコールバーナーを2つ横並びで入れる事が出来ますが、お互いの炎が合体し火力が異常に強くなってとても危険ですので、アルコールバーナーは必ず1つで使用してください)
オプションとの相性も抜群

カマドスマートグリルB6をおすすめする理由の2つ目は、オプション品とアルコールバーナーの相性が良い事です。
アルコールバーナーの燃料は燃料用アルコール、その直火で焼いた食材を食べるのは、なんだか美味しくなさそうな気がしませんか?
カマドスマートグリルB6は、純正でぴったりサイズの穴が開いていない鉄板が販売されています。
穴が開いていませんので、アルコールバーナーの火が直接食材に当たる事はありません。
安心してバーベキューを楽しめます。
最後3つ目の理由は、コンロを五徳として使う事で、風防の役割を果たしてくれる事です。
風がなければ問題ありませんが、強風時にアルコールバーナーを使うには風から守ってくれる風防が必要です。
コンロを使う事で、構造的に自然に風防になってくれます。
以上3つのメリットから、アルコールバーナーの五徳はソロ用コンロ、その中でもオプション品の相性が良い『カマドスマートグリルB6』をおすすめします。

※また、コンロは組み立て式五徳と比べて作りも頑丈ですので、メスティンや飯ごう、ケトルを置いても安心ですよ💡
アルコールバーナーでおうちでもキャンプ気分を楽しもう!

今回は、『中々キャンプに行けないけど、キャンプの気分を味わいたい!アルコールストーブだと手軽にBBQとか出来そうだけど、おすすめや使い方を知りたい』という方に向けて、トランギアのアルコールバーナーを元に、使い方とおすすめの五徳を紹介させて頂きました。
冬期間キャンプ場が閉まっていたり、お子様が小さくて中々キャンプに行けないという状況でも、おうちのお庭などでアウトドア気分を楽しめる道具の一つとして、アルコールバーナーはおすすめです💡
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです。

そのほか、主にキャンプ初心者の方におすすめの道具を『初めてのキャンプに必要な持ち物を紹介します【10個あります】』の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
また、「まとめ記事カテゴリ」では、
複数のおすすめ商品のまとめや道具の選び方を紹介しています。
「テント・便利な道具カテゴリ」
ではその他のテントやペグなど、基本道具のおすすめ商品を詳しく紹介しています。
こちらもよければ、併せてご覧ください。
【トップページへ】
★この記事を気に入ってくれたらポチっとお願いします↓

にほんブログ村

オートキャンプランキング