● スノーピークのテントが欲しいと思っていて、アメニティドームよりもヴォールトが気になっている。
● ヴォールトをタープと連結した時の見た目がとてもかっこいい!憧れる!
● でも前室が跳ね上げ出来るかわからないし、使い勝手ならアメニティドームだと思っている。
こんな疑問にお答えします💡
この記事は、
スノーピークのテントが欲しいと思っていて、機能面で扱いやすく、有名なアメニティドームの購入を考えているけど、見た目とかお得感から本心はヴォールトが欲しい!
という方に向けて書いています。
この記事を通して、実体験に基づいて
●前室の跳ね上げ方法(出来ます!)
●代用できるグランドシートの紹介
●設営時のサイズ
●見た目の良さ
など、ヴォールトの魅力をお伝えします。
キャンプ歴3年の “taka”と申します。
ヴォールトを買って良かったと思っています。
今回は、僕が購入前に感じた事と同じ悩みを持つ方の参考になればと思い、この記事を通してヴォールトの使用方法と魅力を伝えたいと思います。
前置き

前置きの前に結論を言いますと、ヴォールトで前室の跳ね上げは出来ます!
跳ね上げの方法のみを知りたい方は、こちらからご覧ください。
それでは前置きです。
初めて『スノーピークのテントが欲しい』と思った時、
● タープを連結した時の見た目がかっこいい事
● セット価格だと大分お得に購入出来る事
から、ヴォールトというテントを選びました。
また、もう一つやってみたい事がありました。
それは『前室の跳ね上げ』です。
スノーピークで最も人気のあるテントと言えば、『アメニティドーム』です。
アメニティドームは、前室を跳ね上げる事が出来ると公式にアナウンスされています。
しかし、『ヴォールトで前室を跳ね上げる事が出来るかどうか』は、購入当時調べても参考になる情報が無く良く分かりませんでした。
アメニティドームは自立式で扱いやすい事もあって、アメニティドームに気持ちが傾きかけましたが、結局はヴォールトを購入しました。
今では、ヴォールトを購入して良かったと思っています。
また、Instagramにヴォールトの写真をたくさん投稿していますので、よければご覧ください。
☞Instagramはこちら
機能で見る”スノーピーク ヴォールト”

それでは早速、『スノーピーク ヴォールト』はどういう特徴のテントなのか、前室の跳ね上げ方法や設営サイズ、コスパ等”機能的な部分“を紹介します。
前室跳ね上げの可否

ヴォールト購入の際、悩んだ事の一つが『前室の跳ね上げが出来るかどうか』でした。
まず結果から言うと、ヴォールトでも前室の跳ね上げは可能です。
説明書には、ヴォールトの前室は『くるくる巻いて開け閉めを出来る』ことしか書いてありません。

しかし、
① 前室幕の先端に付いているゴムの輪っかを
② ポールの先端に2重以上に巻き付けて
③ そのポールを1~2本のロープで地面にペグダウン
すれば、簡単に前室の跳ね上げが可能です。

雑ですが、前室を跳ね上げた時の前室幕のゴムの輪っかとポール、ロープはこんな感じになっています。
ポールの先端に向けて少し伸びている黒い部分がゴムの輪っか、その上からロープで押さえつけています。
なお、この写真でも使っていますが、ちょうど良いサイズのポールはDODのポールです。
DODのポールは長さが165cmで、ちょうど良い高さで前室を跳ね上げる事が出来ます。
前室を跳ね上げた時のスペースの広さですが、大人2人が普通に過ごす事が出来るサイズです。
ちなみに、前室の跳ね上げは僕の用途ではそこまで重要ではない事は分かっていたのですが、同じスノーピークのアメニティドームは跳ね上げが出来る事を公式にアナウンスされています。
それだけでなく、アメニティドームは自立式であったり、スノーピークのテントを購入する時は本当にアメニティドームにするか、ヴォールトにするかを悩みました。
機能的にはアメニティドームかなと思っていたのですが、見た目のカッコよさとコスパを考えるとやっぱりヴォールトが欲しかったのです。
最終的にはそこを曲げずに、見た目の良さとコスパから、ヴォールトとタープのセットである『エントリーパックTT』というセットを購入しました。
※DODのポールよりも頑丈なものが欲しい方は、フィールドアの伸縮ポール(太さ~28mm)がおすすめです。
下段の一番太い部分が直径28mm、中段が24mm、上段の一番細い部分でも22mmありますので、風に対する耐性はかなり強いです。
また、長さを89cm~230cmの間で無段階調整出来ますので、ヴォールトの跳ね上げだけでなく色々な用途に使う事が出来ます。
さらにアルミ製なので、軽々持ち運ぶ事ができますよ💡
『おすすめの伸縮タープポールを紹介します【タープをかっこよく・おしゃれに張る必須道具】』で紹介もしています。
よければ併せてご覧ください!

設営サイズ

ヴォールトは単体販売の他、タープとセットになった『エントリーパックTT』というセットも販売されています。
タープと連結した場合、公式では奥行の設営サイズが16.4mになりますので、かなり大きなテントです。
写真の通り、タープの後ろ側とテントの前入口が連結するような形になりますので、これだけ大きなサイズになります。
実際には、テントの後ろ側にもポールがあり、タープの後ろ側からそのポールまでは“連結ベルト“で繋がっています。
フリーサイトであればあまり問題無いですが、オートキャンプ場の区画サイトで奥行16.4mというサイトはあまり無いと思います。
しかし、連結ベルトのサイズを短めにする事で、奥行き11m~12mくらいあれば設営する事が出来ます。
僕がよく行く地元のオートキャンプ場は、1区画が大体10m×10mですが、サイトによっては奥行が12m程度ありますので何とか設営出来ています。
ただ、使い始めて一番最初のキャンプはやはりサイトに収まるか不安でしたので、2グループで使う大きなサイトを使ったりもしました。
タープと連結せず、ヴォールト単体で使用する場合はサイトの奥行が7m程度あれば十分ですが、やはりヴォールトはタープと連結してなんぼ!というテントです。
工夫して、タープと一緒に張れるようにしましょう!💡

また、連結ベルトを短くするだけでなく、この写真のようにタープをテントの半分くらいの位置まで被せるようにしても、スペースを抑えて設営する事が出来ますよ💡
インナーサイズ

ヴォールトのインナーサイズは奥行2.2m×幅2.85mです。
インナーサイズもとても大きく、余裕がありますね。
奥行が2.2mもあれば、ほとんどの方が足を伸ばして寝ても数十cm余裕がありますので、荷物もたくさん置く事ができます。
また、幅2.85mは大人4人が快適に寝れるサイズですので、ファミリーキャンプでも大活躍間違い無しです!
この通り、室内の快適さは文句の付け所がありません。
代用できるグランドシート
ヴォールトには、純正のグランドシートが用意されています。
しかし、少し値段が高いですよね。
僕は厚手のブルーシート(ODグリーンシート)で代用しています。
これまで何回も大雨や暴風に見舞われましたが、今のところ浸水する事も無く十分機能を果たしてくれています。
僕が使っているのは『2.7m×3.6m』のシートですが、2.7mはぴったりはまる幅ですので、公式のグランドシートと同じサイズにカットする必要も無く、インナーサイズより多少小さいくらいに折り込むだけでOKです。
なお、ODグリーンシートは『500円でテントのグランドシートを代用する方法【結論:グリーンシートを使います】』の記事で詳しく紹介しています。
よければ併せてご覧ください!

お得なタープ&テントセット

僕がヴォールトとタープがセットになった『エントリーパックTT』を購入した理由は、かなりお得だからです。
エントリーパックTTは、テントである『ヴォールト』とタープである『アメニティタープ』がセットで価格は約55,000円です。
実は個別に購入すると、ヴォールト単体では約33,000円、アメニティタープ単品は約30,000円で、合計63,000円程度になります。
そうです。
エントリーパックTTのセットで購入する場合は、それぞれ単体で購入するよりも8,000円~9,000円程度安く買えるというわけです。
セットになっているだけあって、ヴォールトとタープを連結した時の見た目の相性は抜群です。
また、タープは必ずしもヴォールトとセットでなければ使えないというわけではありませんので、他のテントと組み合わせたり、バーベキューの時にタープだけでも使えます。
ヴォールトが欲しくなったら、迷わずエントリーパックTTをおすすめします。
感性で見る”スノーピーク ヴォールト”
ここまで、機能的な視点からヴォールトのポイントを紹介しました。
次に、感性的な観点からヴォールトを見ていきます。
見た目が良い

ヴォールトは、いわゆるトンネル型テントの形状をしています。
しかし高さは一定ではなく、前方の方が高くなっていて迫力があり、後ろにいくにつれて下がっている形になっていて、曲線美が表れています。
また、エントリーパックTTで付属するタープも、前方のポールが高く(2.8m)、後方のポールが低く(2.4m)なっている事で、前方に向かって上がっていくような形になっています。
“これがいい“
一般的なタープはポールの高さが一緒なので、こういう形にはなりません。
(※ポールの高さを変えてしまえばなりますけどね)
写真映えの良さ

先述の通り、ヴォールトの曲線美はとてもかっこよく、もちろん写真に収めても映えます。
横や斜めから写真を撮ると、迫力があって『かっこいい』写真を撮る事が出来ますし、正面から撮ると包み込むような『柔らかい』印象の写真になります。
また、色もアースカラーですので、どんなサイトが背景でも相性は良いです。

僕のInstagramにヴォールトの写真をたくさん載せていますので、よければ併せてご覧ください。
☞Instagramはこちら
スノーピークのヴォールトは、実は前室跳ね上げも出来てコスパも良いテントです。

今回は、スノーピークのヴォールト(エントリーパックTT)を紹介しました。
何度も申し上げますが、僕が1個でいいからスノーピークのテントが欲しい!と思った時、ヴォールトとアメニティドームで本当に悩みました。
そして、その時調べていたけど分からなかったのが『前室の跳ね上げが出来るかどうか』です。
『見た目はヴォールトがいいけど、前室の跳ね上げが出来たほうが機能的にも良いな』と思っていたのです。
その時は、調べても中々『ヴォールトの前室は跳ね上げが出来るよ!』と書いているブログは無かったのです。
結果、公式には書いていなくても『前室の輪留めがあるなら出来るはず!』と思い、買って試してみたら問題無く前室を跳ね上げする事が出来たのです。
今回は、もし僕と同じ『前室の跳ね上げが出来るかどうか』という悩みを抱えている方、また、そのほか購入にあたって気になりそうな事を抜粋して記事にしました。
ヴォールト、またはエントリーパックTTの購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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また、
● ヴォールトをしっかり固定するためのペグ
● LEDなのに暖色で明るいランタン
● 冬のキャンプでも暖かい-30℃対応寝袋
など”初心者の方におすすめの道具”を
▶「キャンプ初心者が最低限揃えるべき道具リスト【5つあります】」
の記事で詳しく紹介しています。
よければ、併せてご覧ください。
そのほか、
▶「初心者におすすめのペグを紹介します【台風並みの天候でも耐えます】」
ではヴォールトやタープを頑丈に支えてくれるおすすめのペグを紹介しています。

▶「ペグハンマーをホームセンターの商品で代用する方法を紹介します【石頭ハンマー】」
ではどんな地面でもペグを強力に打ち込める石頭ハンマーを紹介しています。

よければ併せてご覧ください。
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