● 初めてのキャンプに行きたいと思っているけど、何を買ったらいいの?
● 必要な道具は何となくわかったけど、その中でどれを買ったらいいの?
● 買ってみても1回きりになるかもしれないから、まずは安く済ませたい。
こんな疑問にお答えします💡
この記事は、
初めてのキャンプに行きたいけど、テントとテーブル、イスとBBQコンロがあれば間に合う?よく分からないから、準備する道具と、どれぐらいの金額が掛かるか知りたい。
という方に向けて書いています。
初めてのキャンプは、何が必要なのか良く分からず、本来必要な道具を省いてしまったり、必要の無い道具を無駄に買ってしまうかもしれません。
僕も最初は『テント、イス、テーブル、BBQコンロがあれば大丈夫でしょ!』と考えてペグや寝袋を準備せずにキャンプに行きました。
その結果、危うくテントが飛んでいきそうになったり、寒くて寝れなかった経験があります。
今回は、これからキャンプを始める方がなるべく失敗されないように
●キャンプ道具準備リスト
●金額の目安
●お金をかけるべき順番
●お金をかけなくても良い道具
●具体的におすすめの道具
等を詳しく紹介させて頂きます。
キャンプ歴2年の”taka”と申します。
僕自身、キャンプの回数を重ねる度に道具を買い足しており、初めてのキャンプの頃とは使う道具が大分変っています。
今回は、なるべく道具の買い足しが少なくて済む様に、僕が使った道具の中で『これは良い』と思った道具も併せて紹介いたします。
初めてのキャンプに必要な持ち物を紹介します【10個あります】
初めてのキャンプに必要な道具は、以下の10種類の道具です。
\ | 道具名 | 重要度 | 目安金額 |
① | 寝袋 | 高 | 5,000円 |
② | ペグ | 高 | 3,000円 |
③ | ペグハンマー | 高 | 2,000円 |
④ | マット | 高 | 2,000円 |
⑤ | ランタン | 中 | 3,000円 |
⑥ | テント | 低 | 30,000円 |
⑦ | グランドシート | 低 | 1,000円 |
⑧ | イス | 低 | 1,000円 |
⑨ | テーブル | 低 | 2,000円 |
⑩ | 枕 | 低 | 1,000円 |
合計 | 50,000円 |
この10種類の道具を揃えると、快適にキャンプを楽しむ事ができます。
キャンプで快適に過ごすには、一番ストレスの掛かりやすい睡眠時の快適性・安全性が重要です。
この表と重要度は、睡眠時にいかに『安心』して『快適』に過ごせるかを表しています。
重要度が『高・中』はお金をかけるべき道具、『低』は不要という意味ではなく、お金をかけなくても良い道具(何でも大丈夫)という意味です。
なお、『寝袋』『マット』『イス』『テーブル』『枕』は1つあたりの価格ですので、人数が多くなれば追加で掛かります。
更に、雨でもキャンプをしたい方はタープ(5,000円~10,000円程度)も準備すると雨を防ぐ事ができます。
料理も行う場合は、クーラーボックス(2,000円~10,000円程度)、コンロ(1,000円~10,000円程度)、その他調理器具も必要になります。
まずは、最初に紹介した10種類の道具の中で、どれにお金をかけるべきか詳しく紹介します。
お金をかけるべき道具と順番
お金をかけるべき道具と順番は以下の通りです。
①寝袋
②ペグ
③ペグハンマー
④マット
⑤ランタン
この5つの道具は、先程の表の『目安金額』と同額、もしくはそれ以上のお金を掛けるとより快適になります。
逆を言うと、この5つの道以外はお金をかけなくても問題ありません。
お金をかけるべき道具①『寝袋』
寝袋は、『冬用の封筒型寝袋』をおすすめします。
冬用とは、耐久温度が-5℃程度の寝袋です。
また、封筒型とは長方形の形をしていて、丸みが無い寝袋です。
理由は、『オールシーズンで使用できる事』と『掛布団にできる事』の2点です。
キャンプ場は山、海に多いので、日中は暖かくても夜になると急激に気温が下がります。
春や秋、初夏のぽかぽか陽気の日だったとしても、夜になると薄い寝袋では寒くて寝れない場合もあります。
冬用の寝袋を持っておけば、そんな状況になったとしても、そもそもの耐久温度が低いので問題無く快眠できます。
また、『封筒型』の寝袋は掛布団のような形にする事ができます。
夏の暑い夜のキャンプでも、掛布団、または敷布団に早変わりしますので、『封筒型』という形の寝袋がおすすめです。
僕のおすすめは『ベアーズロック』というメーカーの寝袋で、『-30℃対応!冬におすすめの寝袋を紹介します【コスパも最強です】』の記事で詳しく紹介しています。よければ併せてご覧ください。
お金をかけるべき道具②『ペグ』
ペグは鉄やチタン等の金属製で、長さ20cm以上、直径1cm前後の頑丈な物をおすすめします。
理由は、固定力が段違いに強力だからです。
ペグとは、テントやタープを地面に固定する役割を持つ杭の事です。
安価なテントやタープに付属しているペグは非常に強度が弱く、地面に打っている途中で折れてしまったり、強風で抜けてしまいテントが飛んでいったりする事もあります。
回りに人が居た時の事を考えると、とても怖いですね。
ペグは自分と周りのキャンパーの方も守る事を考えて、テントの付属品ではなく別売りの強度が強いペグに買い換える事をおすすめします。
僕のおすすめは『エリッゼステーク』というペグで、『初心者におすすめのペグを紹介します【台風並みの天候でも耐えます】』の記事で詳しく紹介しています。よければ併せてご覧ください。
お金をかけるべき道具③『ペグハンマー』
ペグハンマーは、『500g~1㎏』程度の重さがあるハンマーをおすすめします。
理由は、頑丈なペグをしっかりと硬い地面に打ち込むには、しっかりとした打力を持つハンマーが必要だからです。
地面が芝生でしたら問題ありませんが、硬い土や砂利の場合は中々刺さりません。
そんな時、重さのあるペグハンマーを持っているとグイグイ打っていけますのでおすすめですよ。
僕のおすすめは『石頭ハンマー』で、『ペグハンマーをホームセンターの商品で代用する方法を紹介します【石頭ハンマー】』の記事で詳しく紹介しています。よければ併せてご覧ください。
お金をかけるべき道具④『マット』
キャンプは硬い地面の上に寝る事になりますので、地面の硬さを和らげるためにマットが必須となります。
おすすめは厚さが3cm以上のマットですが、価格や収納性からまずは2cmのマットをおすすめします。
2cm厚のマットは、3cmに比べて快適性は劣りますが、収納性に優れています。
キャンプ場は地面がゴツゴツしている事も多く、その地面の上では寝袋を使ったとしても快適には寝れません。
ホームセンターで売っている銀マットを使用する場合は2枚重ねで2cm厚を確保、またはキャンプ用の折りたたみマット(2cm厚)を最初に購入するのがおすすめです。
なお、僕のおすすめは『ニトリの6つ折りマット』で、『キャンプマットの選び方【マットとエアーベッドで悩んでいる方へ】』の記事でも紹介しています。よければ併せてご覧ください。
お金をかけるべき道具⑤『ランタン』
ランタンは、明るくて広範囲を照らせるものがおすすめです。
キャンプ場の夜は真っ暗です。
例えばオイルランタンは、見た目がおしゃれで雰囲気も良い代わりに、明るさが足りずに狭い範囲しか照らせません。
これによって、キャンプ道具が良く見えない、バーベキューで焼けたかどうか良く分からないといった状況になってしまいます。
僕のおすすめは『ジェントス・EX-136S』というLEDランタンです。
暖色で雰囲気が良いのに、明るさはLEDランタンの中ではかなり明るい部類で、更にカバーが乳白色なので光を遮らずに広範囲を照らす事ができます。
『暖色なのに明るいLEDランタンを紹介します【ジェントス EX-136S】』の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
お金をかけなくても良い道具と理由
●テント
●グランドシート
●イス
●テーブル
●枕
は、快適なキャンプに必要ではありますが、どちらかというとお金をかけなくても良い(何を使っても良い)道具だと思っています。
その理由を、それぞれ解説します。
お金をかけなくても良い道具『テント』
テントは人数に合わせて居住空間が確保されている事、また雨漏りしない許容量である『耐水圧』が1,500㎜以上でしたら、基本は何でも構いません。
理由は、上記の2つ(対応人数・耐水圧)がクリアされていれば、寝袋やペグ、ランタン等と違って『どうにもならない!』という事態が無いからです。
後は見た目、建てやすさ等その他の要素を加味して、検討すると良いです。
一つ注意点として、安価なテントは『耐水圧』の表記が高くても、実際にはつなぎ目が弱くて雨漏りする可能性がありますので、安物買いでは無く国産の30,000円前後のテントを購入すると安心して使う事ができます。
僕のおすすめのテントは『スノーピーク・ヴォールト』で、『スノーピークのヴォールトは前室跳ね上げも出来て最高のテントです【サイズや代用グランドシートも解説】』の記事で詳しく紹介しています。よければ併せてご覧ください。
その他のお金をかけなくても良い道具
以下の道具は、最初のうちはお金をかけなくても十分使える道具が揃っています。
●グランドシート
グランドシートとは、テントと地面の間に敷いて、テントの底を汚れから守る道具です。
テントの専用品は高価ですが、代わりブルーシートを使えばかなり安く済ませる事ができます。
※グランドシートの代用は『キャンプのグランドシートを代用する方法を紹介します【結論:グリーンシートを使います】』の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
●イス
イスは、ホームセンター等で販売されている1,000円前後のイスで十分に快適です。
●テーブル
テーブルも、ホームセンター等で販売されている、プラスチック製の広いテーブルで十分使う事ができます。
最初のキャンプは荷物を多く持っていきがちになりますので、広いテーブルを用意した方が何かと便利です。
キャンプに慣れて、道具の整理がついてきてからご自身に合ったテーブルを用意するのがおすすめです。
●枕
家庭用の枕で十分です。
僕も、ニトリで購入した600円の枕で快適に眠れています。
その他便利な道具
●タープ
タープは、テントとは別に雨、日差しから守ってくれるスペースを作ってくれます。
ホームセンターでも販売されていて、5,000円~10,000円程度で購入する事ができます。
雨の日もキャンプに行きたいという方は、一つ持っておいた方が良いです。
●クーラーボックス
1泊程度でしたら、氷やフリーザーパックを敷き詰めた発泡スチロールでも全く問題ありません。
気温の高い真夏日にキャンプの連泊を考えている場合は、断熱材が『発泡ウレタン』と書かれているクーラーボックスをおすすめします。
安価なクーラーボックスは、断熱材に『発泡スチロール』が使われており、保冷性はあまり高くありません。
価格は高くなりますが、断熱材が『発泡ウレタン』のクーラーボックスは抜群の保冷力を誇ります。
長い目で見る場合は、断熱材が発泡ウレタンのクーラーボックスを最初に購入する事が、後々買い替えする必要性も少なくなるのでおすすめです。
●森林香
表には載せていませんが、『森林香』という道具もおすすめです。
森林香とは、超強力な蚊取り線香です。
テント周りの虫よけには最適です。
ただし、香りが強いので小さいお子様がいる場合や、テントに香りが付いてほしくない場合はやめておきましょう。
初めてのキャンプは不安だけど楽しい
今回は、『初めてのキャンプに行きたいけど、何を用意すれば良いのか分からない』という方に向けて、実体験から快適に過ごすために必要な10種類の道具と、その中でのおすすめ商品をご紹介させて頂きました。
お悩みの方は、まずは上記で紹介した道具で初キャンプに挑戦してみましょう。
キャンプに実際に行ってみると、焚き火やBBQといったキャンプならではの遊びに加えて、温泉や観光等の周辺アクティビティも含めて、楽しい時間を過ごす事ができますよ💡
今回はコスパ重視で紹介いたしましたが、最初から高価な道具を揃えるよりも、まずはある程度の道具を揃えてキャンプの楽しさを満喫してみるのが良いと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです。
また、当ブログの
「まとめ記事カテゴリ」
では複数のおすすめ商品のまとめや道具の選び方を紹介しています。
「テント・便利な道具カテゴリ」
ではその他のテントやペグなど、基本道具のおすすめ商品を詳しく紹介しています。
こちらもよければ、併せてご覧ください。
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