焚き火・コンロ PR

冬に自宅でバーベキューを楽しむ方法を紹介します【必要な道具も紹介】

冬だけどバーベキューしたいなぁ。
でもキャンプ場は閉まってるし、家でやるにも何を準備すればいいんだろ…?

今年は忘年会とか集まりづらいし、ベランピングみたいな事が出来たらいいのに…

今回のテーマは、冬に自宅で行うバーベキューの楽しみ方です💡

お庭や駐車場、ベランダに、「テント」「暖房」「ランタン」があれば、お家が星空の下にある非日常的な宴会場に変わります。

今度の年末年始は、ご家族や友人の方と、お家バーベキューを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回の記事のテーマ

●冬に自宅でバーベキューをする方法が知りたい。
●必要な道具や、寒さ対策が知りたい。
●具体的なおすすめの道具があれば知りたい。

このようにお考えの方に向けて、それぞれご紹介します。

雪国キャンパーの taka と申します。
まだ子供が小さいので、基本は1人でお庭バーベキューを楽しんでいます。
今回は1-3人程度で楽しむ事を前提に、おすすめの道具をご紹介します。

冬に自宅でバーベキューを楽しむ方法【必要な道具も紹介】

積もった雪が天然の冷蔵庫になります。

冬に自宅でバーベキューを行うには、こんな道具が必要です。

●テント(+ペグ)
●ストーブ(+一酸化炭素センサー)
●ランタン
●ペグ
●テーブル
●カセットコンロ
●マット or 座布団

テントは、「ワンポール型(ティピー型)」もしく「ワンタッチ型」をおすすめします。

「ワンポール型」や「ワンタッチ型」のテントの特徴は、設営がとても楽なことです。

お家の庭で時間をかけて設営は、意外とご近所さんの目が気になります。

また、手間もかかりますのでササっと立てれるテントを選びましょう

ワンポールテントとワンタッチテントってどう違うの?

ワンタッチテントの内部。

「ワンタッチ型」の場合は、ペグで固定しなくても自立します

風で飛ばないように注意しながら広げ、広げたらすぐにテントの中に荷物を入れて飛ばないようにします

ワンタッチテントの内部。真ん中に見える棒が、ポールです。


ワンポールテントの場合は固定が必要です。

地面が土の場合はペグで固定し、地面がコンクリート等の場合はコンクリートブロック(10㎏程度)にロープを括り付けて、テントと繋いで固定します。

土の柔らかい地面であれば問題ありませんが、コンクリートの場合はポールがずれる事がありますので、テント中心部にゴムマットなど柔らかい物を置き、その上にポールを立てるようにすればより安全だと思います。

冬は風が強い事が多いので、出来る限りガイロープでも固定しておくと更に安全です。

適当なテントの内部例(笑)。3人は座れて、奥にストーブ、外にバーナーがあります。


テントが立ったらマットを敷き、残りの荷物やテーブルを置いて、一酸化炭素濃度センサーを起動した上でストーブを点火します。

ここまできたら、準備は完了です。

一酸化炭素中毒を防ぐため、ベンチレーション(排気口)は必ず開けて、テントの出入り口は少し開けておきます

あとは、お鍋や焼き肉などの料理や、ドリンクを楽しむ時間のはじまりです。

炭火では、消し炭の処理に火消し壺が必要ですので、気楽に楽しむにはカセットコンロを使うと良いと思います。

思いっきり楽しんだ後の面倒な後片付けが、グッと楽になりますよ。

具体的なおすすめの道具たち

次に、それぞれの道具について、僕が使った中でおすすめの道具をご紹介します。

おすすめのテント

冬は気温が低いので、外気から空間を守ってくれて、熱を逃がさないテントが必要です。

1人〜3人程度で楽しむ場合は、バンドックのソロティピー1がおすすめです。

ソロティピー1は正方形のワンポール式テントで、四隅をペグで固定し、テント内の中心部にポールを当てて持ち上げるだけで設営できます。

テント内の高さは中心部が150cmです。

テント内でイスを使うのは難しいですが、座りながら楽しむ「お座敷スタイル」は全く問題ありません

四辺は240cm×240cmの大きさですので、バーベキューであれば1-3人でも十分使う事ができる広さです。

真ん中にストーブを置いて、楽しんでください。

また、材質がポリエステルですので水分が染み込まず、終わったあと乾かすのも非常に楽です。

冬は悪天候が多いので、終わった後の処理が簡単なのも嬉しいポイントです。

ソロティピー1の詳しい紹介は、「安くてコンパクトなソロ用ワンポールテントを紹介します【コスパ抜群です】」の記事で詳しく紹介していますので、よければご覧くださいませ。

おすすめのペグ

テントに付属のペグは、細かったり短かったり弱い事が多いので、買い替えをおすすめします。

おすすめは、村の鍛冶屋というメーカーのエリッゼステークです。

エリッゼステークは、大きなテントでもしっかり支えてくれる頑丈なペグです。

長さが18cmと28cmの2種類ラインナップされています。

ペグは長ければ長いほど、打ち込める距離が長く支える力が強い事、雪が積もっている場合は地面に到達させる事が重要ですので、迷わず28cmをおすすめします。

エリッゼステークは、「初めてのキャンプに必要な持ち物を紹介します【10個あります】」でも紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

ストーブ

アルパカストーブ

冬の自宅バーベキューにおいて、唯一熱を”生み出してくれる”のはストーブです。

今回の紹介の中で、一番大切な役割を持っています。

外で使える主なストーブは、「薪ストーブ」「石油ストーブ」「カセットガスストーブ」の3種類です。

僕は石油ストーブをおすすめします。

理由は、煙も出ず、燃費も良く、気温が低くても使えるからです。

薪ストーブは、「暖かさ」と「ロマン」を兼ね揃えていて、とても魅力的なストーブです。

しかし、自宅で、テント内で使う場合、屋内用の薪ストーブに比べると煙突の位置がだいぶ低いため、ご近所さんへの煙の配慮を考えると難しいかもしれません。

カセットガスストーブは、CB缶(カセットボンベ)で手軽に使えるストーブですが、どこでも手に入るCB缶では気温が低い(5℃以下)と使う事が出来ず、暖かさも薪ストーブや石油ストーブと比べると劣ります。

そして石油ストーブは、燃焼中の煙も出ず、気温が低くても点火する事ができ、更に本体の価格や燃料代のコスパを考えると、一番バランスが取れています

僕の場合は、暖かさとコスパが両立している”アルパカストーブ”というストーブを使っています。

なお、お家では荷物の運搬の必要がありませんので、既に家庭用石油ストーブをお持ちの場合はそれで全く問題ありません。

どのストーブも、一酸化炭素中毒の危険性がありますので、一酸化炭素濃度が高くなると教えてくれるセンサーも用意しておきましょう。

アルパカストーブの詳しい紹介は、「アルパカストーブの性能・比較を解説します【雪国キャンパー】で記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

ランタン

ランタンが無いと、暗くて手元が見えないだけではなく、例えばお肉が焼けたかどうか等も分かりません。

ランタンは、ジェントスのEX-136Sがおすすめです。

小さくコンパクトな事に加えて、色が暖色で雰囲気が良いからです。

さらに、その小ささからは想像できないほどの明るさがあります。

明るさは3段階で調整出来ますが、弱~中でも十分な明るさがありますよ。

LEDランタン・ジェントスEX-136Sの詳しい紹介は、「暖色なのに明るいLEDランタンを紹介します【ジェントス EX-136S】」の記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

テーブル

Moon Lenceテーブル

テーブルは、1人分の物が置けるコンパクトタイプがおすすめです。

完全な屋外や、タープの下と比べるとテントの中は狭いです。

大きなテーブルを複数人で使う場合、出入りの邪魔になる事も多々ありますので、各自にコンパクトテーブルがあるような状況が良いと思います。

また、大きなテーブルの準備と片付けは、意外と大変です。

数キロあるテーブルを持つよりなら、数百グラムのテーブルを各自で使うようにすれば準備、後片付けは圧倒的に楽ですよ。

より具体的なおすすめのテーブルは、「【2,000円以下】コンパクトで軽量、安くてコスパ抜群のキャンプ用テーブルを紹介します。」でMoon Lenceのテーブルを紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

カセットコンロ

カセットコンロは、イワタニというメーカーの達人シリーズをおすすめします。

イワタニ製を選ぶ理由は、鉄板や網焼きグリルなどのオプションが充実している事です。

イワタニの達人シリーズ+網焼きグリルを使えば、カセットボンベで手軽に網焼きバーベキューが出来ますよ

1つ注意点としまして、イワタニ製のカセットコンロは達人シリーズのような普通の大きさのタイプと、小さいタイプのミニカセットコンロがあります。

ミニカセットコンロの場合は、網焼きグリルなどのオプションが使えないため、普通タイプの大きさを選んでください。

イワタニ達人シリーズの詳しい紹介は、「5千円で始めるベランダバーベキュー【初心者向け】」の記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

マット

先ほど、おすすめのテント「ソロティピー1」の中では、イスが使えないと書きました。

しかし、冬の地面から来る冷気は強烈です。

そこで、マットを使う事をおすすめします。

僕の場合は、厚さがあってアウトドアマットよりもだいぶ安い”お風呂マット”を使っています。

ご自宅にある座布団でも良いですね。

アウトドアマットについても、「キャンプマットの選び方【マットとエアーベッドで悩んでいる方へ】」の記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧くださいませ。

今年のニューイヤーは自宅でBBQ!

今回は、「冬に自宅でバーベキューをやりたい」、「必要な道具や寒さ対策が知りたい」、「おすすめの道具が知りたい」という方に向けて、やり方とおすすめの道具をご紹介させていただきました。

今年は特に、居酒屋で大人数の忘年会や、新年をお祝い!
というのが難しい方も多いと思います。
(僕もそのひとりです…)

ご家族や友人で少人数で自宅に集まって、家の中とも居酒屋とも違う、非日常的な空間で楽しんでみてはいかがでしょうか。
(夜間は騒音に注意して行いましょう!)

この記事が、悩んでいた方の参考になれば嬉しいです♪

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