●DODのワンタッチテントが冬でも使えるか知りたい
●テントの中で使える暖房器具が知りたい
●そのほか便利な道具があれば知りたい
とお考えの方へ。
今回は、DODのワンタッチテントを冬に使うメリット、テントの中で使う暖房器具の紹介、そのほかおすすめの道具と、気を付けるべき点を紹介します。
DODのワンタッチテントを冬に使う
DODのワンタッチテントは、冬にも使える条件を満たしています。
冬のキャンプは、寒い中テントを設営しなければいけません。
また、雪が積もっている場合はペグの選び方を始め、テントの固定方法が変わってきます。
そもそも冬は、キャンプ場が閉鎖している事も多いです。
僕の住んでいる地域では、水道凍結や積雪時の管理の問題で、冬はほとんどのキャンプ場が閉鎖されます。
それでも、キャンプってしたくなりますよね。
そんなとき、今流行りのベランピングや庭キャンプでしたら、キャンプ場が閉鎖されていても楽しむ事が出来ます。でも、そこで悩むのが『暖の取り方』と『テントの固定方法』です。
冬に冷たい空気の中、イスとテーブルだけで楽しむ!という事は出来ませんので、外気から身を守るためにテントが必要です。
しかし、そのままの状態ではテントの中もどんどん冷えていきますので、暖房器具と、暖房器具を入れれるテントを選ばなければなりません。
前置きが長くなりました。
DODのワンタッチテントは、奥行150cm、幅230cm、高117cmです。
高さが低いので、上部が暖かくなる石油ストーブを使う事は出来ません。
しかし、ガスストーブ等の側面が暖かくなるストーブは使う事が出来ます。
※テント内で暖房を使う場合は、一酸化炭素中毒を避けるため常に換気しておく必要があります。
ただし、ガスの種類にもよりますが、気温が5℃を下回ると使えなくなりますので、テントを使って冬キャンプをする場合は気温が5℃以上の時にしましょう。
5℃以下で冬キャンプを楽しむには、もっと大きなテントを用意して気温が低くても着火する石油ストーブや、薪ストーブ等の暖房を使う必要があります。
更に、DODのワンタッチテントは紐を引っ張るだけで設営出来ますし、地面に固定しなくても良い自立式テントです。
ペグが打てないベランダでも、問題無く使う事が出来ます。
風が強い時は、テント内に重いものを置けば大丈夫です。
ここまで説明してきましたが、正直暖房が使える自立式テントという事において、DODを選ぶ必要はありません。
ほとんどのワンタッチテントは、同じ仕様です。
しかし、DODを選ぶのには2つの理由があります。
先程ご紹介した通り、奥行150cm、幅230cmと、長方形型のテントです。
これは、奥行が狭い場所でも使える事を意味しています。
また、DODは国産の安心感がある事と、他のワンタッチテントに比べて見た目、カラーがおしゃれな事も十分理由になりますね。
2020年11月時点で、DODのワンタッチテントは販売終了になっていました。
フリマサイト等で探してみる事をおすすめします。
おすすめの暖房器具・その他便利な道具
ここからは、DODのワンタッチテントを使って冬のキャンプやベランピング、バーベキューを楽しむ際に、役立つ暖房器具や道具を紹介します。
暖房はファンヒーターがおすすめ
暖房器具は、イワタニのカセットガスファンヒーター『風暖』というものをおすすめします。
サイズが非常にコンパクトで、ファンヒーターらしく正面から熱を出しますので、テント上部へのダメージがありません。
また、発熱量が2.0kwとカセットガス暖房の中では高い発熱性能を持っています。
一般的なコンパクト石油ストーブが1.5kw~2.5kwですので、発熱量はあまり変わりません。
※さすがに3.0kw級の石油ストーブと比べると差がありますが…
また、風暖は熱で発電しますので、電池も不要です。
デメリットとして、一酸化炭素を放出する事と、カセットガス1本あたりの使用時間が90分~120分で燃費が悪い事があげられます。
●イワタニ風暖
一酸化炭素中毒センサーは必須です
テント内で燃料暖房を使用する時は、必ず一酸化炭素中毒センサーを設置して、入口は絶対に閉め切らないようにします。
一酸化炭素は無色透明で、、気づかぬうちに意識を失ってそのまま。。という事もあり、大変危険です。
入口を閉め切らないようにして常換気の状態にし、センサーを設置して危険時には気付けるようにしておきましょう。
寝る時には暖房は必ず消すようにしましょう。
●一酸化炭素中毒センサー
冷気防止のマットと、ラグも準備しておしゃれに
冬は厚手のマットをテントの中に敷きましょう。
夏と違い、冬は地面から冷気が伝わってくるからです。
厚さは最低2cm以上のマットをおすすめします。
コスパ的には、見た目、収納性は良くありませんが、お風呂マットがおすすめです。
お風呂マットは、高性能キャンプマットと同じEVAフォームという素材で出来ています。
(製品によって異なります)
厚さも、大体の製品が2cmです。
しかも、キャンプマットの半額以下で手に入れる事が出来ます。
どちらかと言えば、これは持ち運びの無いベランピング・お家キャンプに適しています。
見た目が気になる場合は、上からラグマットを敷けば大丈夫です。
●北欧風ラグ
寝袋は極寒用をおすすめします
寝袋はマイナス10℃以下対応の極寒用を選びましょう。
冬の夜は、風の影響もあって想像を絶する寒さになります。
寒さで起きてしまい、そのまま寒くて寝れなくなってしまうかもしれません。
寝袋の快適温度は、表記されている下限温度+10℃といわれています。
(例)気温5℃の時 ➡ マイナス5℃対応寝袋でちょうど良い。
参考にしてみてください。
湯たんぽも買っておきましょう
一酸化炭素中毒を防ぐため、寝る前には暖房器具は消さなければいけません。
暖房を消した後でも暖を取れるように、湯たんぽも用意しておきましょう。
お湯を沸かす必要がありますので、シングルバーナー等の器具も必要です。
最低気温が5℃程度でしたら、100均の小さい湯たんぽで十分です。
これで十分暖を取る事が出来ますし、きちんと朝まで暖かいです。
もしくは、直接火で温められる大きな湯たんぽもあります。
※シングルバーナーはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
冬のキャンプは無理をせずに
今回は、DODのワンタッチテントが冬でも使える事、実際に冬キャンプをする時に便利なアイテムをご紹介しました。
暖房器具を用いる事で、冬でも問題なく使用でき、自立式である事や大きさを考えると、冬に便利なテントです。
一方、積雪があり吹雪の中のキャンプでは、違うテントを使うべきです。
ワンタッチテントが使えるのは、最低気温0℃くらいまでだと思います。
最後に、冬のキャンプは夏と違い、一酸化炭素中毒や寒さ等の危険が付き纏います。
なるべく管理者がいるキャンプ場に行く、危険を感じたら行かない、ベランピングで済ませる、といった無理の無い判断をおすすめします。
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