こんな疑問にお答えします💡
●深い雪でも、テントを支えてくれるペグが分かります。
※この記事はキャンプ・バーベキュー初心者の方におすすめです。
冬の雪中キャンプで使えるペグをご紹介します【10本500円】
雪が積もっている時のテントの確実な固定方法は、ロープを括り付けた板や薪を、雪深く埋めるのが最も確実な方法です。
でも、それだと荷物も増えますし、余程の強風でなければ意外と面倒です。
そこで、今回は「プラスチックペグ(以下プラペグ)」を使う方法をご紹介します。
プラスチックペグは本来、砂地など柔らかい地面に適していますので、雪にも適しています。
見て頂くと分かる通り直径が太く、至る所に“返し”も付いていて、鍛造ペグのような地面に突き刺さる力は弱いものの、柔らかい地面から抜けにくい工夫がされています。
なお、先程の写真のプラペグは、ホームセンター等で売られている「プラスチック杭(小)」という商品です。
これ、コスパが本当に良くて10本入りで500円弱、1本約50円程度です!
同様の形状をしているプラペグでは、アウトドアメーカー製は1本約200円~400円程度、100均でも1本100円です。
このプラペグを選ぶ事で、安く機能が変わらないペグを手に入れる事ができます。
大サイズ、小サイズの2種類があり、これは小サイズになります。
小サイズでも長さ35cmありますので、十分だと思っています。
※大サイズは長さ49cmです。
具体的な使い方
それでは、具体的な使い方をご紹介します。
ここでは、雪が降り積もった柔らかい場合を想定して紹介します。
①20cm程度の深さで踏み固める
ペグの予定場所をそれぞれ、20cmの深さまで踏み固めます。
けっこうふわふわの新雪です。
②ペグを埋めてさらに踏み固める
真っ直ぐではなく、若干斜めになる角度で入れていきます。
足やハンマーで更に打ち込み、更に周囲も踏み固めます。
※ペグが少し見えていますが、実際の時はここから上に30cmくらい雪を乗せて、完全に雪の中に埋まるようにしてください。
③完成です
ペグのてっぺんが見えている状態でも、しっかりと踏み固める事でまず抜けなくなります。
実際は、先程の通り完全に雪の中に埋まるようにしてください。
抜けない理由
雪から抜いた時のペグの様子です。
このように、直径が太い、長い事だけではなく、側面などいろんな所の返しで雪を噛んでいます。
この機構のおかげで、柔らかい雪でも抜けにくいようになっています。
ただ、どんな状況でも抜けないわけではありませんので、強風時や中でストーブを使っていて不安な時は、「水をかけてペグの部分が凍るのを待つ」「薪にロープを括り付けて雪の中に埋める」といった、別の他の方法も検討してください。
夏用ペグは使えない?
雪中キャンプにおいて、夏用ペグは全く使えないというわけではありません。
まず、積雪が20~30cm程度で少し掘れば地面にたどり着く場合、30cm前後のペグでしたら十分に地面に固定させる事ができます。
この時は30cmくらい掘ったら地面が見えたので、夏用ペグ(エリッゼステーク)で固定しています。
しかし、それ以上の積雪の場合は夏用ペグは向いていません。
ある程度は耐えてくれますが、プラスチックペグに比べるとすぐに抜けてしまいます。
この写真を見ると分かりますが、夏用ペグは刺さっていく力が強く固い地面での固定力が強い代わりに、柔らかい地面を噛む力がほとんど無い事が分かります。
悩んでいる方はぜひプラペグを。
今回は、「近々雪中キャンプやバーベキューでテントを張る予定だけど、どんなペグを使ったら良いか分からない」という方に向けて、コスパ抜群のプラスチックペグをご紹介いたしました。
また、冬キャンプに必要な道具については「冬のキャンプの必需品!初心者でも快適に過ごす方法【4つの道具】」の記事で紹介していますので、よければご覧くださいませ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです!
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