● ソロキャンプ用に、サイズがちょうど良いフィールドアのパップテント T/C 320が気になっている。
● でも、公式ページを見ても設営方法がよく分からない。詳しく知りたい。
● 薪ストーブも使いたいけど、使えるかどうか知りたい。
こんな疑問にお答えします💡
この記事は、
ソロキャンプ用に薪ストーブを購入。
薪ストーブが使えるソロ用テントを探しているけど、中々良いのが見つからなくて困っている。
という方に向けて書いています。
この記事を通して、実体験に基づいて
●詳しい設営方法
●サイドシートの付け方
●薪ストーブ使用の可否(使用できます!)
●おすすめの椅子
など、フィールドアパップテントの魅力をお伝えします。
雪国キャンパーの “taka”と申します。
今回は、ソロキャンプで薪ストーブを使う為に新しく購入したフィールドアの『パップテント T/C 320』をご紹介します。
事前に調べても良く分からなかった『設営方法』と、『薪ストーブが使えるかどうか』について詳しく紹介します。
前置き
前置きの前に『薪ストーブが使えるかどうか』の結論を言いますと、フィールドアのパップテントで薪ストーブは『使えます』!
詳しくは後程紹介いたしますが、前置きが不要な方は以下のリンクから先にお進みください。
●詳しい設営方法はこちら
●サイドシートの付け方はこちら
●薪ストーブの使用可否はこちら
●おすすめの椅子はこちら
それでは前置きです。
僕がフィールドアのパップテントを購入した理由は、
●薪ストーブが使えて
●火の粉に強いTC素材で
●ソロ用のテント
が欲しかったからです。
薪ストーブは、元々持っていた『サーカスTCDX』で使う事を考えていましたが、ソロ用としては大きすぎる事がネックでした。
ですので、『もっと小さくて』『薪ストーブが使えるテント』を探すようになりました。
また、僕はコットが苦手なので『インナーが使える』または『カンガルースタイルに出来る』ことも視野に入れていました。
フィールドアのパップテントにたどり着くまでに、以下の3つのテントで悩みました。
●テンマクデザイン『パンダVC』
☞見た目、質感、価格共に大変良いのですが、薪ストーブを入れると原則コット泊になりそうで断念しました。
●バンドック『ソロティピー1tc』
☞同じく見た目、質感、価格共に大変良いのですが、サイズがパンダVCよりも更に一回り小さいため断念しました。
●フィールドア『フォークテント T/C 280』
☞大きさ、質感、価格どれも良いのですが、ファスナーがシングル(一方向)のため薪ストーブの煙突を上限から挟めない事から断念しました。
このような理由で、『サイズ』『ダブルファスナー』『TC素材』というポイントからたどり着きました。
それでは早速、設営方法や薪ストーブの使用可否を詳しく紹介していきます。
【新型】薪ストーブも使えるフィールドアパップテント T/C 320の設営方法を詳しく紹介
ここからは『新型フィールドア パップテント T/C 320』の
●設営方法
●サイドシートの取り付け
●薪ストーブの使用可否
●中で使えるおすすめの椅子
を詳しく紹介していきます。
なぜ紹介したいかと言うと、公式サイトや説明書を読んでも少し分かりづらいんですよね。
説明書に記載されている設営手順①がペグの設置なんですが、どの位置にペグを打つか書かれておらず、特に初心者の方には分かりづらい内容かと思います。
同じく新型に対応するオプション品の『サイドシート』の説明書も、取り付け方が詳しく書いているわけでもありません。
また、最近のテントなのでyoutubeでも情報量が少ないので、分かりづらい点を写真付きで詳しく紹介していきます。
設営方法
①まずは広げます。
右下の黒い部分はフィールドアのロゴが入っていて、こちら側が正面側(跳ね上げする側)になります。
また、赤丸で囲んだ部分にファスナーがありますので、開けて開放しておきます。
同じく赤丸で囲んだ部分に、ロープを結ぶための黒色のベルトフックが付いています。
この時点で、付属のロープ(片側2本あります)を留めておきましょう。
②ポールを組み立てます。
組み立てたポールは、先程と同じ赤丸の部分にポールの天頂が来るように置きます。
この時点ではペグの位置を決めるだけなので、置くだけで大丈夫です。
横から見るとこんな感じです。
③ポールの先端のあたりにペグを打ち込みます。
ペグは軽量のアルミペグ(Y字型)が付属しています。
この時点では、まだペグにロープをかけないでおきます。
●おすすめのペグは『初心者におすすめのペグを紹介します【台風並みの天候でも耐えます】』の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
④ポールの先端部にピン(片側で左右2箇所・計4箇所)を入れ込みます。
※テントの下部に、ポールに水平になるようにベルトが付いていて、その各先端にピンが付いています。
先程ペグにロープをかけていなかった理由は、この時にペグにロープをかけて張っているとピンが入らないからです。
2箇所のピンを入れると、このようになります。
赤丸の部分がピンの位置です。
反対側も同様に行います。
⑤ポールの天頂部をテントの中(青丸部分)に入れ当てて、ロープを張ると自立します。
テント内のポールの天頂を当てる部分には、十字型のポール固定のためのマジックテープが付いていますので、そこを目印にしてください。
反対側も同様にポールを建てていきます。
これがテント内部の、ポール固定マジックテープです。
また、ここはポールの天頂部を固定するものですが、ポールの側面を固定するためのマジックテープもテント側面に付いていますので、同様に留めておきましょう。
⑥左右が立ち上がると、この様な状態になるはずです。
真ん中に空いている空間は、一番最初に開けておいたファスナーです。
真ん中のファスナーを閉めると綺麗な形になります。
また、下の赤丸部分にペグフックがありますので、ここを引っ張りながらペグで固定する事で、テントの名前通り幅320cmの空間が出来るというわけですね。
なお、右側の赤丸3カ所にはハトメが付いていて、ここもペグで固定する事で綺麗な形になります。
※この時は雪が溶けているだろうと思い、雪用のプラスチックペグを持っていかなかったのですが、雪が思ったより深く張る事が出来ませんでした。
反対側も同じように張ります。
これで大体設営は完了です。
設営は大体15分~30分程度見ておくと良いと思います。
ファスナーはダブルですので、好きな位置に空間を作る事が出来ます。
また、『フィールドア パップテント T/C 320』は、前幕を跳ね上げてキャノピースタイルにする事が出来ます。
今回は初張で、薪ストーブを入れたくダブルファスナーを活かしたかったので、この写真の通り片方を跳ね上げ、もう片方を通常の張り方通り降ろす形で張りました。
なお、使用したポールは150cmのポールです。
サイドシートの取付方法(オプション品)
『フィールドア パップテント T/C 320』は、2021年2月販売分から改良された新型になっています。
新型の場合、ファスナーが2層式になっていて、写真のような目隠しのサイドシート(別売り)を取り付ける事が出来ます。
取り付け方は至って簡単です。
サイドシート事態に2箇所ファスナーが付いていて、テント本体側とのファスナーに噛ませて閉めるだけです。
この様に、上側と下側2カ所のファスナーがあります。
上側のファスナー(上の写真)は、テント側ファスナーにファスナー止め(細長い銀色の部分)が付いていて、そこに通していく事になります。
下側のファスナー(下の写真)は、サイドシート側にファスナー止めが付いていて、同じく通していくだけです。
なお、サイドシートを付けたまま収納する事も問題なく出来ますので、一度付けたら付けっぱなしでも大丈夫です。
ただし、サイドシートを付けた場合、現時点で確認出来ている範囲ではダブルファスナーではなくなる様です。
※一応、両ファスナーの一番先端部が開くような構造になっていますので、薪ストーブの煙突を出そうとしても出来るかな?と思っています(改めて検証します)。
薪ストーブの使用可否
結論から言いますと、薪ストーブを使う事が出来ます。
先程の通り、ダブルファスナーで好きな場所に空間を作る事が出来ますので、そこから耐熱対策をした煙突を出せばOKです。
こんな感じで好きな場所で煙突を出して、上下両方のファスナーをきつく締めています。
なお、この煙突は『ウィンナーウェル ノマドビューM』用の二重煙突に、サーモバンテージを2重に巻き、更にスパッタシートを取り付けた分厚いものですが、ここまで締める事が出来ます。
ここまで耐熱対策をしておけば、触った感じ40~50℃程度で収まっているので、問題ありません。
テント内の薪ストーブの配置です。
使っている薪ストーブは、『ウィンナーウェル ノマドビューM』です。
(SではなくMサイズです)
少し分かりづらいですが、薪ストーブとテント内スペースの位置関係です。
やっぱり、薪ストーブ使用時に安全なスペースを確保するには、現時点ではカンガルースタイルではなくコットまたはマット泊だと思いました。
また、これから薪ストーブの購入を考えている方へ一緒に購入するべき備品を『キャンプに薪ストーブはいらない?石油ストーブを持っていても、薪ストーブを買うべきたった1つの理由』で紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
※メーカーは違っていても用意するべき備品は大体一緒です。
おすすめの椅子
『フィールドア パップテント T/C 320』は、高さが130cmで他のパップテントに比べて高さがあります(他のパップテントは大体110cm程度が多いです)。
ですのでローチェアも問題なく使う事が出来ますが、おすすめは同じくフィールドアから販売されている『フィールドチェア』という椅子です。
おすすめの理由は座高が78.5cmあり、首や頭を付く事が出来ますので、最高にリラックスする事ができます。
※テントと同色なので写真では分かりづらいですが、真ん中の赤ポールの右隣に薄っすら見えています。
※雪の上で使いましたが、座面が雪に着く事はありませんでした。
薪ストーブソロキャンプにはおすすめのテントです
今回は『フィールドア パップテント T/C 320』について、
●薪ストーブソロキャンプ用のテントを探している。
●薪ストーブは使える?
●サイズ的にちょうど良いので気になっている。
●でも公式ページを見ても、設営方法とか良く分からない。
という方に向けて、設営方法やサイドシートの設置方法、薪ストーブが使えるかどうか、おすすめの椅子の4点をご紹介させて頂きました。
基本ソロ用ですので設営もそこまで難しくなく、跳ね上げる事でタープ代わりの空間も作れますので、キャンプも良し、デイキャンプも良しと、休みの日をワクワクさせてくれる良いテントだと思います。
また、今回ご紹介できなかったカンガルースタイルの方法(フィールドアカンガルースタイルテントで検証します)、雨の時の耐水圧等につきましては、今後検証の後追記していこうと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです。
そのほか当ブログでは、”初心者の方におすすめの道具“を
▶「キャンプ初心者が最低限揃えるべき道具リスト【5つあります】」
の記事で詳しく紹介しています。
よければ、併せてご覧ください。
また、
▶「まとめ記事カテゴリ」
では複数のおすすめ商品のまとめや道具の選び方を紹介しています。
▶「テント・便利な道具カテゴリ」
ではその他のテントやペグなど、基本道具のおすすめ商品を詳しく紹介しています。
こちらもよければ、併せてご覧ください。
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