● ペグハンマーが欲しいけど、アウトドアブランド品は値段が高い。
● ペグハンマーとして安く代用出来るものがあれば知りたい。
こんな疑問にお答えします💡
この記事は、
ペグハンマーが欲しいけど、出来れば費用を抑えたい。ホームセンターで代用出来る道具ってあるの?
という方に向けて書いています。
土や砂利などの地面が硬いキャンプ場で、ペグをしっかり打ち込み固定させるには、金属製で重さのあるペグハンマーが必要です。
アウトドアブランド各メーカーがペグハンマーを販売されていますが、安くても2,000円前後、高ければ5,000円以上しますので、少し価格が高いと感じる事があります。
もちろんその分、ハンマーの見た目が良かったり、打ち込む音が良かったりとメリットはあります。
しかし、機能的に問題なく使えるのでしたら、なるべく安く済ませたいですよね。
今回は、実体験に基づいて
●ホームセンターで購入出来るペグハンマーの代用品
●メリットと、デメリットおよび解決方法
をご紹介します。
キャンプ歴2年の”taka”と申します。
キャンプを始めた頃は、ダイソーで購入したゴムハンマーを長く使っていました。
でも、地面が土のキャンプ場ではペグが中々刺さらず、買い替えでたどり着いたのが今回ご紹介する代用品です。
どんな地面でもしっかりとペグを打ち込む事が出来ますので、おすすめですよ💡
ペグハンマーをホームセンターの商品で代用する方法
ペグハンマーは、ホームセンターの商品で代用する事が出来ます。
代用品は『石頭(せっとう)ハンマー』という商品です。
ペグを打ち込む際、重要なのはハンマーの重さです。
ハンマーが重ければ重いほど力が強く、ペグを楽に打ち込む事ができます。
アウトドア用品のペグハンマーは、重さが大体500〜600gくらいの道具が多いです。
それに比べて、石頭ハンマーは1㎏前後の重さがあります。
アウトドア用品のペグハンマーと比べると、約2倍の重さがありますので、より楽に、より強力にペグを打ち込んでいく事が出来ます。
石頭ハンマーの特長
まずは石頭ハンマーのメリットとデメリットをまとめます。
◎メリット | △デメリット |
安い(1,000円前後) | 重い(持ち運び大変) |
重いけど強力◎ | ペグ抜き無し(代用可) |
デメリットと解決方法
石頭ハンマーのデメリットは、『重いこと』と『ペグ抜きフックが付いていない』事の2点です。
ただし、先程の通り重ければ重いほど打ち込む力は強くなりますので、完全なデメリットとは言えません。
アウトドア用品のペグハンマーより500g程度重いだけですので、持ち運びにそこまで大きな影響は与えないかと思います。
また、ペグ抜きツールはダイソーで手に入る別売り品で代用する事が出来ます。
※ダイソーのペグ抜きフック
主に使っているペグは『エリッゼステーク』ですが、このペグ抜きツールでも問題なく抜く事が出来ています。
ペグ抜きツールを使っても抜けない場合は、ペグをもう一本用意し、十字型に組み合わせて横方向に回すと、段々と緩み抜けるようになります。
ペグ抜きフックが付いていない石頭ハンマーでも、このように代用品を使う事でデメリットを解決する事が出来ます。
※その他100均で購入出来るおすすめのキャンプ道具を『キャンプにおすすめ!100均で購入出来るあると便利な道具15選!【使い方も詳しく紹介】』の記事で紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
メリットの解説
次に、石頭ハンマーのメリットは『価格が安い(コスパ良)』、『打ち込む力が強い』、『打面が広い』の3点です。
価格は大体1,000円前後で購入出来ますので、アウトドア専用のペグハンマーと比べると約半額以下~1/5程度の価格で購入する事が出来ます。
また、重さが2倍ある事によって打ち込む力がとても強いので、より楽に、より強力にペグを打ち込んでいく事が可能です。
この様に、価格は安いのに機能(打ち込む力)はペグハンマーより高いので、コスパに優れています。
更に、石頭ハンマーは打面が広く、ペグの頭に当てやすいです。
打面が直径3cmありますし、打ち込む力が強いのであまり振り上げなくても十分打ち込めるため、まず外れる事は無いと思います。
この様に、ペグを打ち込むのにアウトドア用品のペグハンマーは必須ではありません。
砂利交じりの土地面のキャンプ場や、木の根が張っているようなキャンプ場では、石頭ハンマーの方が打ち込みやすいですよ。
また、石頭ハンマーには抜け防止ベルトが付いていません。
無くても困る事はあまり無いですが、付けたい方は下部にビスでベルトを固定すれば役割を果たしてくれそうです。
※また、強力に支えてくれるおすすめのペグを『初心者におすすめのペグを紹介します【台風並みの天候でも耐えます】』の記事で紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
アウトドアブランドのペグハンマーは不要?
先程の通り、石頭ハンマーの『どんな地面でもペグを打ち込む強力さ』と『価格の安さ』を考えると、アウトドアブランドのペグハンマーは正直不要です。
僕も機能的には不満を感じていないので、ずっと石頭ハンマーしか使っていません。
しかし、不思議なもので打ち込む力は劣っているし、コスパも悪いと分かっていながらも『ペグハンマー』は欲しいなと思う時があります。
例えば、スノーピークのペグハンマーは打ち込んだ時に『キーン、キーン』という、何とも言えない高揚させてくれる音が鳴ります。
石頭ハンマーは、打ち込んだ時に音はほぼ鳴りません。
(ゴツっ、ゴツっという感じです)
スノーピークの音が好きで、打ち込む力は劣っていて、価格も高いのにスノーピークのペグハンマーを欲しいなと思う事があるといった感じです。
ペグハンマーだけに言える事ではありませんが、楽しみにしていたキャンプに機能だけを求める事は出来ませんので、アウトドアブランドのハンマーが不要とはとても言えないのです。
(参考)ゴムハンマーは使える?使えない?
ゴムハンマーは『芝生以外のキャンプ場では使えません』。
理由は重さが軽く打ち込む力が弱いので、土や砂利など硬い地面のキャンプ場では、中々打ち込んでいく事が出来ないからです。
キャンプを始めた頃、重さが150gの100均で購入したゴムハンマーを長く使っていました。
ゴムハンマーは、芝生や砂のキャンプ場であれば十分に使うことが出来ます。
砂利や土の場合は地面内部の密度が高く、打ち込めない事は無いのですが時間がかかってしまったり、途中で止まってしまったりするのであまりおすすめは出来ません。
ですので、ゴムハンマーが全く使えないわけではありませんが、色々なキャンプ場に行きたい場合、最低でも500g以上のペグハンマーを1本持っておくと良いと思います。
機能と価格で選ぶ場合は石頭ハンマーがおすすめです!
今回は『アウトドア用のペグハンマーだと少し値段が高いな』、『ホームセンター等で代用出来る道具が知りたい』という方に向けて、石頭ハンマーをご紹介させて頂きました。
重さがペグハンマーの約2倍(1kg前後)で打ち込む力が強く、価格も1,000円前後で、機能的にもコスパ的にも優れていますのでおすすめですよ💡
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです。
そのほか当ブログでは、”初心者の方におすすめの道具“を
「キャンプ初心者が最低限揃えるべき道具リスト【5つあります】」
の記事で詳しく紹介しています。
よければ、併せてご覧ください。
また、
「まとめ記事カテゴリ」
では複数のおすすめ商品のまとめや道具の選び方を紹介しています。
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ではその他のテントやペグなど、基本道具のおすすめ商品を詳しく紹介しています。
こちらもよければ、併せてご覧ください。
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