これからキャンプを始めたいと思っている方へ。
● どんなテントを買ったら良いか分からない。
● 買った後ちゃんとテントを建てれるか不安。
● 買ってもすぐに飽きるかもしれない。。
今回は、「これからキャンプを始めたい!」という方に向けて疑問にお答えします💡
● 今現在のキャンプへの興味度
● キャンプの予定人数
● 建てやすいテントが欲しい
● 雨の日もキャンプするつもり
具体的には、上記それぞれのシーン毎にどんなテントを選べば良いか、ご紹介します。
● 興味度や予定人数、建てやすさ、天候耐性毎にテントの選び方がわかります。
この記事を書いているキャンプ歴2年の”taka”と申します。
これまで、利用する場面に合わせてテントを8つ買い揃えてきました。
今回は、人数、建てやすさ、天候(雨)耐性に分け、それぞれどんなテントを選べば良いかをご紹介します。
これからキャンプを始めたいと思っている方、キャンプ初心者の方の中で「テントは高い買い物だし、失敗したくないな」とお悩みの方は、ぜひご覧ください。
テントの選び方を人数・建てやすさ・天候毎に紹介
それでは早速、それぞれのシーン毎にテントの選び方を紹介していきます。
それぞれの項目は、こんな方におすすめです。
●キャンプへの興味度で選ぶ
☞1回キャンプをやってみたい!という方におすすめです。
●予定人数で選ぶ
☞ソロ、友人と、家族となど、人数が大体決まっている方におすすめです。
●建てやすさで選ぶ
☞テントを建てた事が無く、建てれるか不安な方におすすめです。
●天候耐性で選ぶ
☞雨の日もキャンプするかも。という方におすすめです。
キャンプへの興味度で選ぶ
● とりあえず1回キャンプを経験してみたい。
● 続けるかどうかは、1回経験してみてから決めたい。
とお考えの方には、「国産の格安テント」がおすすめです。
国産のテントは生地やフレーム強度がしっかりしていて、安心感があります。
初キャンプで、「雨漏りして寝れない!」や、「強風でフレームが折れちゃった…」となったら、キャンプが嫌になっちゃいます。。
そうならないように、品質が安定している国産テントの中から選ぶ事が大切です。
また、格安品でしたら実際にキャンプをして「やっぱり合わないかも」と思っても、金銭的な負担は小さく済みます。
まずは、国産の5,000円前後のテントで体験してみる事をおすすめします。
その価格帯の主なブランドは「キャプテンスタッグ」や「バンドック」になります。
● 普段からバーベキューとかアウトドアが好き!
● これからキャンプも始めてみたい!
という方には、最初から「高品質なテント」がおすすめです。
高品質テントは少なくとも数年は買換えの必要が無く、長い事使い続ける事が出来ます💡
買い足すくらいなら、最初から高品質なテントを買えば、機能的には買い足しの必要はありません。
高品質を代表する主なブランドは「スノーピーク」や「ogawa」、「テンマクデザイン」になります。
なお、スノーピークのエントリーモデルテント「ヴォールト」の紹介を、「スノーピークのヴォールトは前室跳ね上げも出来て最高のテントです【サイズや代用グランドシートも解説】」の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
予定人数で選ぶ
何人で使うかによって、テントの大きさは変わってきます。
通常テントの商品説明には、何人まで寝れるか就寝可能人数が記載されています。
しかし、この人数は「●●人ならギリギリ寝れますよ」という人数です。
書かれている図をよくよく見ると、隙間なくピッチリ並んで寝ている図が描かれています。
この状況では、仮に寝れたとしても寝返りも打てないですし、荷物を置く事も難しいです。
ですので、実際に快適に過ごせる人数は、「記載人数」-「1人」という事を覚えておいてください。
例えば3人用テントの場合は、実際には2人で使うのが快適です。
建てやすさで選ぶ
テントには大きく分けて、「ドーム型」と「ワンポール型」の2種類のテントがあります。
建てやすさを重視する場合、ワンポール型テントがおすすめです。
ドーム型テントは、テントの形を作るためにフレーム(ポール)を何本か生地に通して形を作ります。
建てやすいテントでポール2本、大きいテントでポール5本~という感じですが、意外と生地に通すのが面倒です。
一方ワンポールテントは、その名の通りフレーム(ポール)は1本です。
しかも生地に通すのではなく、ペグと呼ばれる杭でテント前面を固定した後、下からテントの真ん中にポールを押し当てて上げるだけで設営できます。
この差は結構大きく、大きさにもよるんですが感覚的にはワンポールテントを建てる時間は5分程度、ドーム型テントは10分以上はかかると感じていて、設営にかかる時間が2倍以上違います。
「建てるのが簡単なテントがいいな」と思っている方は、ワンポールテントがおすすめです。
人気のあるブランドは「テンマクデザイン」と「コールマン」で、それぞれ「サーカスTC」と「エクスカーションティピー」という設営簡単&高性能なテントが販売されています。
建てやすくて性能も良いテントが欲しいな、という場合は、まずは上記2商品を見てみてください。
なお、「広い・頑丈・建てやすい」が揃ったワンポールテント「サーカスTCDX」の紹介を、「おすすめのワンポールテント【ふたりキャンプにぴったり!サーカスTCDX】」の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
天候耐性で選ぶ
テントの性能には、「耐水圧」というものがあります。
これは、数字が高いほど雨漏れに強いテントという事になります。
実体験として、耐水圧1,500程あれば強い雨でも問題なくキャンプが楽しめます。
しかし、海外製テントの場合は信用しないようにしましょう。
僕の経験上、海外ブランドの耐水圧はあまり信用出来ません。
生地の耐水圧が4,000で雨漏りに強い事を謳った海外製テントを持っていますが、つなぎ目の裁縫が甘く縫い目から漏れてきたりします。
逆に、国産テントで耐水圧1500の物も良く使っていますが、裁縫がしっかりしているので雨漏りは全くしません。
補足① ペグの重要性
悪天候というのは雨だけではなく、強風もキャンプでは大敵です。
テントは通常、ペグという杭を使って地面に固定します。
特に付属品に多いですが、貧弱なペグだとせっかく固定してもテントが強風で倒壊する危険性があります。
出来れば、ペグは付属品ではなく別売りの信頼性があるペグを使いましょう。
ペグで有名なのは、鉄の街”燕三条”の「村の鍛冶屋」です。
「エリッゼステーク」という非常に高性能で、人気のペグを作っています。
長さが18cmと28cmの2種類ありますが、固定力を考える場合は迷わず28cmをおすすめします。
なお、エリッゼステークについては「初心者におすすめのペグを紹介します【台風並みの天候でも耐えます】」の記事で詳しく紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
補足② グランドシート
テントの下(地面側)に敷いて、雨の侵入やテント底部を汚れから防いでくれるシートです。
控えめに言って必ず購入しておきましょう。
グランドシートが無いと、撤収の時にテントが汚れたりして大変になります。
グランドシートの選び方は、テントの四方の大きさよりも10cm程度小さいサイズを選びます。
逆に大きい・ぴったりのシートでは雨受けになってしまい、濡れてしまいます。
ちなみに専用品を買わなくても、ブルーシートで十分代用出来ます。
さあ、キャンプに行こう!
今回は、これからキャンプを始めようと思ってるけど「どんなテントを買ったら良いか分からない」「ちゃんと建てれるか不安。。」「すぐに飽きるかも。。」という方に向けて、それぞれの方におすすめなテントの選び方を紹介させて頂きました。
キャンプは自然の中で泊まるだけではなく、バーベキューや焚火、温泉、またアクティビティ等様々な体験が出来ます。
ぜひ、楽しいキャンプライフを始めてみてください。
また、テントのほかに最低限必要な道具について、「キャンプ初心者の方におすすめの道具セットを紹介【選び方も紹介します】」の記事で紹介していますので、よければ併せてご覧ください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が、お悩みの方の参考になれば嬉しいです。
★記事を気に入ってくれたらポチっとお願いします↓
オートキャンプランキング
にほんブログ村