● 冬キャンプに”オススメの石油ストーブ”を探している。
● アスパカストーブが”気になっている”。
● アルパカストーブの暖かさ、燃費など”性能を知りたい”。

冬キャンプのストーブをお探しの方へ。
ストーブの中でも、『ガスストーブ』『石油ストーブ』『薪ストーブ』など色々な選択肢があります。
今回は、熱量と手間のバランスが取れている『石油ストーブ』の中から、特に一番オススメしたい“アルパカストーブ”をご紹介。
★運搬中も灯油が漏れにくく、安心して運べます。
★発熱量が、他の石油ストーブよりも高いです。
★ストーブ前の空間も暖めてくれます。
★価格は30,000円前後です。
気になる方はぜひ最後までご覧ください。
雪国でキャンプを楽しんでいます。
今回は持ち運びがしやすく、とても暖かいストーブを紹介します💡
おすすめの石油ストーブ『アルパカストーブ』

アルパカストーブは、灯油を燃料とする石油ストーブです。
他の石油ストーブと比較して、持ち運びやすさ、発熱量、暖房方式の3つが特に優れています。
冬キャンプ定番のストーブと比較すると以下のとおりです(2022年1月・Amazon価格)。
商品名 | 発熱量 | 方式 | 大きさ | 価格 |
アルパカストーブ | 3.0kw | 開放式 | 高405×幅350×奥行350 | 32,890円 |
フジカハイペット | 2.5kw | 開放式 | 高432×幅310×奥行310 | 27,500円 |
レインボーストーブ | 2.5kw | 対流式 | 高475×幅388×奥行388 | 23,600円 |
ブルーフレーム | 2.68kw | 対流式 | 高551×幅388×奥行405 | 57,500円 |
(参考)風暖 ※カセットガスファンヒーター | 2.0kw | ファン | 高438×幅319×奥行260 | 18,900円 |
小さいのでどんな車でも積める事、また、人気の石油ストーブに比べて手に入りやすいのもメリットの一つ。
『冬キャンプってどんなストーブを使ったらいいの?』と悩んでいる方、初心者の方にはとてもオススメです。
それでは詳しく見ていきましょう!
アルパカストーブは灯油が漏れない?

アルパカストーブは、入れる燃料を半分程度に抑えるなら車で運んでも”ほぼ漏れません”。
“ほぼ”というのは、多少漏れるという事ではなく、僕の経験から”漏れた事は無いが確実とは言い切れない”という事になります。
石油ストーブの購入を考えている多くの方が、『燃料を入れた状態で車で運ぶと漏れるでしょ?』というのが不安の一つですよね。
僕も石油ストーブの購入前には『石油ストーブ 車 漏れ』というキーワードでかなり調べました。
石油ストーブのタンクには2種類あります。
『タンク一体型』と『タンク別体型』です。
良くある家庭用石油ストーブは、本体からタンクを取り外して給油する別体型です。
対してアルパカストーブは、本体とタンクが一緒になっている一体型です。
構造上、本体とタンクが離れていると隙間が生じますので、どうしても漏れます。
家に置いてあるだけなら問題ありませんが、車で運ぶと坂道、振動で漏れてしまいます。
対してタンク一体型は本体との間に隙間がありませんので、余程の振動で倒れたりしない限り、また燃料を半分程度に抑える限りはまず漏れないと思います。
実際、燃料を半分程度入れたアルパカストーブを何回も車で運んでいますが、漏れた事はありません。
アルパカストーブの”暖かさ”

アルパカストーブの暖房出力は3.0kw(公表値)です。
他の定番石油ストーブが1.25kw~高くても2.5kwですので、圧倒的な暖房出力を持っています。
また、詳しくは後述しますが、他の石油ストーブと違い熱源がガラス板等で区切られていません。
そのため、ストーブ上部はもちろん、ストーブ側面に居ても暖かさがダイレクトで伝わってきます。
冬キャンプのような寒い環境では、テント内を暖めるだけではなく直接ストーブの暖を感じたいものです。
その点、アルパカストーブはテント内と目の前を暖めてくれる、一石二鳥のストーブです。
開放式と対流式

石油ストーブは、
①上部から熱を発して、部屋全体を暖める「対流式」
②側面から熱を発して、目の前を暖める「開放式」「反射式」
の2種類の方式があります。
対流式は部屋全体を暖めてくれますが、目の前の人を暖めるのは苦手です。
対して開放式(または反射式)は、目の前の人を暖めるが得意です。
冬のキャンプは安全のため換気をしなければいけませんので、目の前が暖かくなる開放式の方が向いていると思っています。
また、アルパカストーブは元々の熱量が高いため、目の前だけでなくテント内全体もしっかり暖めてくれますよ。
アルパカストーブの”入手難易度”

アルパカストーブは2019年11月頃に新型が発売され、昨年までは割と入手困難でした。
2022年1月1日現在、以前より値上がりはしているものの入手はしやすいようです。
さて、なぜ入手難易度の話をするかと言いますと、他社の石油ストーブの中に非常に手に入りづらいストーブがあります。
一番最初の比較表にも記載した”フジカハイペット”です。
注文方法が電話注文、届くまで半年かかる事もあるため、オークション等で常に高値で売られている印象があります。
定価こそ27,500円と安い部類に入りますが、すぐに手に入れたい場合は少なくとも50,000円前後は見て置いた方が良いでしょう。
その点を考えると、アルパカストーブはすぐに手に入り、新品が30,000円前後で手に入り、仕様も似ていて熱量も高いためオススメです。
アルパカストーブの”大きさ”

アルパカストーブは、石油ストーブの中でも特にコンパクトな製品です。
他のストーブが高さ45cm前後の製品が多い中、アルパカストーブは高さが40.5cmに抑えられています。
SUVやミニバンであれば問題はありませんが、セダンではトランクの高さ以上の物は積み込めません。
セダンでも助手席や後席に積む事も出来ますが、石油ストーブの運搬は平らな面に置かないといけませんので、基本的にトランクがおすすめ。
高さが45cmを超えると積めるかどうか微妙ですが、40.5cmでしたら大抵の車に積めると思います。
アルパカストーブは”コスパ最高”

アルパカストーブは、キャンプに使えるコンパクト石油ストーブの中で圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
これまで比較した通り、他のコンパクト石油ストーブはガラス板で区切られ暖かくなかったり、ちょっと大きさがあったり、何かしらのデメリットがあります。
しかし、アルパカストーブはメリットしかないのです。
アルパカストーブは入手のしやすさ、暖かさ、大きさ、運搬のしやすさ、全てをクリアしています。
ただし、他のストーブは例えば見た目とか、ブランドイメージ等でクリアしています。
ですので、機能とコストパフォーマンスで選ぶならアルパカストーブが最もコストパフォーマンスに優れていると言えます。
今年も運搬時に楽に使える専用ケースも付いて32,890円で販売されてますので、 他コンパクト石油ストーブと同等か安いくらいの価格です。
アルパカストーブで”出来ること”

アルパカストーブは空間を暖める他、調理をする事も可能です。
アルパカストーブの上部は、平らな鉄板になっています。
例えばやかんを置いてコーヒーを入れる、シチューを作る、湯たんぽにお湯を入れるといった事も可能ですし、かなりの熱量なのでお肉を焼いたりする事も出来ます。
アルパカストーブで冬キャンプ、はじめませんか?

本日は、「アルパカストーブが欲しいけど、まだ迷うな」という方に向けて、アルパカストーブの特徴と比較を紹介しました。
実際に僕も、冬キャンプではアルパカストーブを頻度高く使用しています。
気温5℃前後の日に、240cm四方×高さ150cmのテントで使用し、ある程度入口を閉めた時はテント内温度が30℃まで上がりました。
それくらい、強烈な熱量を持っています。
ただ、その分燃焼時間は灯油3.7ℓMAXで約10時間ですので、真冬キャンプの場合は灯油を持って行った方が良いです。
その他良く見かける疑問として、灯油を入れる口が狭いと書かれている事があります。
昔からある、今では100均とか、スーパーでも100円とかで売られている、手動で押す部分が赤の細いポンプを使えば、問題無く入ります。
なお、タンクが3.7ℓしかなく、手動でもかなり簡単に最大まで入れきる事が出来るので、電動ポンプはいりません。
※電動だと、そもそも給油口に入らない可能性が高いです。
本日はアルパカストーブについて解説しました。
購入を悩んでいた方のお役に立てたら嬉しいです。
★この記事を気に入ってくれたらポチっとお願いします↓

オートキャンプランキング

にほんブログ村