● ナイフだと中々薪が割れなくて困っている。
● 子供と一緒でも、安全に薪割りがしたい。
● キンドリングクラッカーの偽物は耐久性が心配。
キャンプに行く楽しみの一つと言えば”焚き火”。
日中は薪を割ったり、フェザースティックを作って過ごしたり、夜は焚き火を見ながらゆっくりとした時間を過ごす、最高の時間ですよね!
でも、こんな事を感じた事はないでしょうか。
● 薪がすぐに燃え尽きてしまう。
● 薪に中々火が着かない。
● 薪を割ろうとしても、全然割れない!
これらの悩みは薪の違いによって生まれます。
今回は上記の悩みを解決する一つの手段として、ホームセンター等で買える薪ならほぼどんな薪でも割れる薪割り器を紹介します。
紹介する道具の特徴のほか、なぜ上記の悩みを解決出来るかも詳しく紹介。
「簡単に薪が割りたいな~」とか、「安全に薪割りがしたいな~」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください!
キャンプを始めて3年経ちました”taka”と言います。
今回は、分厚い広葉樹の薪でさえも簡単に割れる道具を紹介します。
薪割りが超絶簡単に!Fkstyleの薪割りを紹介します!【広葉樹もカンタン薪割り♪】

今回するのは「Fkstyle」というメーカーの薪割り器。
写真のように、薪割り器(左)とハンマーがセットになって5,000円前後で購入可能です(2022年7月現在)。
真ん中に見える刃の部分に薪を当て、その上からハンマー(写真右・付属品)で少し叩きます。
そうすると、薪が刃に食い込んで固定されるので、後は思いっきりハンマーで叩くだけ。
いとも簡単に薪を割る事が出来ます!
ナイフよりも威力があって、斧よりもかなり安全という画期的な道具ですね。

通常キャンプ場で薪を割る時は、このようにナイフを使われる方が多いと思います。
ナイフでも割る事が出来ますが、中には割れない薪があったり、節(ふし)があったりすると中々割れなかったりします。
【薪の種類】
●針葉樹
ホームセンターで箱詰めで売っている場合が多いです。
軽くて、見た目が綺麗なのが特徴。
針葉樹はナイフでも比較的簡単に割る事が出来る反面、燃え尽きるのが早いです。
●広葉樹
広葉樹は束ねられて売られている事が多く、太くて重く、いかにも密度が高そうな見た目が特徴です。
ナイフでは中々割る事が難しく、そのままでは着火も難しい代わりに火持ちが良いです。
Fkstyleの薪割り器が活躍するのはこのタイプ。
このように、針葉樹であればナイフでも割る事が容易ですが、広葉樹は話が別。
厚さは10cm前後ありますし、密度が高いのでナイフだと中々割れません。
そのため、斧を使うか、Fkstyleの薪割り器を使う事になりますが、簡単さと安全性を考えるとFkstyleの方がおすすめです。

厚さ10cm、節のある広葉樹も結構簡単に割る事が出来ます。
これはハンマーの重さが2.18kgある事も関係しており、少ない力でも大きい力を掛けられるためです。
なお、刃は溶接ですが思いっきり叩いても溶接が外れる事は無いでしょう(何回も使っているので。。)。
刃先が少し凹んだ部分もありますが、薪を割る能力に影響はありません。
また、刃は鋭くないので万一触っても怪我をする可能性も低いと思います。
この点は、お子様と一緒にキャンプに行く方でも安心して使えます。

広葉樹を大量に用意。
薪割りをしていきます。


ナイフでは中々割れなかった広葉樹の薪がスコーンと簡単に割れるので、気持ちよくてついついたくさん割ってしまいます!
厚さ10cm以上あった分厚い広葉樹も、ここまで割る事が出来ますよ。

広葉樹の薪は、そのままではかなり火が着きにくいです。
少しずつ火を起こしても、結局燃え残る事もしばしば。
でも、Fkstyleの薪割り器で細かくしていく事で、最後まで燃えてくれるようになります。

なお、ハンマーで叩く際に倒れてしまう事が多々あります。
写真のようにペグで固定する事で、倒れなくなりますので安全性が増しますよ。
注意点として、エリッゼステーク等太いペグは穴に入らなかったので、細めのペグが良いと思います。
また、おすすめの焚き火台を”【初心者向け】一番おすすめしたい焚き火台はコールマンの”ファイアーディスク”【片付け楽・ソロ&ファミリーOK】“の記事で紹介していますので、併せてご覧くださいませ。

Fkstyle薪割り器のデメリット

Fkstyleの薪割り器には、2つのデメリットがあります。
● キンドリングクラッカーのパクリ商品である事。
●重量とサイズが大きい事。
1つ目のデメリットは、「キンドリングクラッカー」という薪割り器の偽物である事です。
ただ、Fkstyleの薪割り器でも広葉樹をしっかり割る事が出来るので、「キャンプ用の薪を割る」という用途では大差が無いはずです。
価格差は本家の方が約7,000円高くなり見た目も多少違いますので、機能面だけで選ぶならFkstyleも全然ありだと思います。
2つ目のデメリットは重さとサイズです。
本体の重さが3.75kg、ハンマーが2.18kgありますので、セットで6kg近くなります。
また、本体サイズも幅22.3cm、高さ31.2cmですので、それなりに場所を取ります。
この重さ、サイズでは車でのキャンプが前提となりますね。
もちろん、薪を簡単に、安全に割れるというメリットはすごく大きいので、車キャンプをメインとされている方にはメリットたっぷりの良い商品だと思います。
また、家で薪を割ってキャンプ場に持っていくという事であれば、重量やサイズは気にしなくて良いです。
Fkstyleの薪割りがあれば、広葉樹の薪割りも楽勝です。

今回は、「ナイフだと中々薪が割れなくて困ってる」、「斧は怖い!安全に薪割りがしたい」という方に向けて、Fkstyleの薪割り器を紹介しました。
本家キンドリングクラッカーよりかなり購入しやすく、耐久性もバッチリ。
広葉樹の薪割りも簡単に割れるので、買って良かったキャンプ道具の一つです。
同じような悩みをお持ちの方は、検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
そのほか、焚き火に関する記事もたくさん公開しています。
よろしければ、併せてご覧くださいませ。




