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【ガス・石油・薪】ストーブ3種を徹底比較!【結論:石油ストーブが最強です】

冬キャンプのストーブ

冬キャンプのストーブ選びで迷っている。

暖かさは?持ち運びは?不安いっぱい。

テントでストーブを使う時の注意点は?

フィールドア パップテント T/C 320

11月に入り、冬キャンプ・雪中キャンプのシーズンになりましたね!

今年は冬キャンプにも挑戦してみたい」という方もいらっしゃると思います。

そこで気になるのが”ストーブ“。

冬キャンプで暖房器具は必須ですが、ストーブにも色々な種類があり「どれがいいの?」と悩んでいませんか?

今回は、ガス(CB缶)ストーブ、石油ストーブ、薪ストーブを全て使用した経験を踏まえ、暖かさ、持ち運び、燃料代等の観点からおすすめのストーブをご紹介します。

ストーブ選びで悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

【自己紹介】
雪国キャンパーの”taka”と申します。

今回はおすすめのストーブの他、地域に合ったストーブの選び方や注意点もご紹介します💡

【ガス・石油・薪】ストーブ3種を徹底比較!【結論:石油ストーブが最強です】

アルパカストーブ
結論💡

石油ストーブが一番おすすめです!

雪国でキャンプを楽しんでいる私が一番おすすめしたいのは”石油ストーブ(タンク一体型・開放型)”です。

理由は「持ち運びしやすい」、「暖かい」、「燃料代が安い」の3点。

キャンプ用のストーブは、大きく分けて3種類に分かれます。

ストーブ種類■ガスストーブ■石油ストーブ■薪ストーブ
暖かさ   
持ち運びやすさ   
燃料代   
本体価格   
燃料の入手しやすさ   
手入れのしやすさ   

比較すると、こんな感じだと思います。

赤文字の「暖かさ」「持ち運びやすさ」「燃料代」が最重要だと思ってください。

そのため、”◎”数はガスストーブが一番多いですが、一番おすすめなのは石油ストーブです。

石油ストーブの暖かさ

アルパカストーブ

テント内の温度上昇、実際の暖かさは石油ストーブが一番だと思っています。

まず、ガスストーブと石油ストーブを比較します。

この2種類のストーブは、メーカーHP等で”発熱量“が確認出来ます。

石油ストーブの発熱量は、ガスストーブの大体1.5~2倍程度です。

次に薪ストーブですが、薪の燃焼効率や煙突の長さで熱量が大分変ります。

たくさんの薪を思いっきり燃やして、実際に発熱する煙突の大部分をテント内に入れれば相当の熱量になりますが、薪が尽きるにつれて熱量が下がります。

その点、石油ストーブは安定した熱量で焚いておく事が出来ますので、一定の温度に保つのが得意です。

持ち運びやすさ

一番持ち運びやすいのは「ガスストーブ」です。

本体も相対的に小さいですし、燃料であるCB缶もコンパクト。
しかし、暖かさが足りません

石油ストーブは、よくあるタンクが別に付いているタイプは持ち運び時に灯油が漏れる可能性があります
でも、「タンク一体型」の石油ストーブにし、且つ燃料を別に運ぶ、もしくは入れる量を半分程度に抑える事で、灯油が漏れる可能性を極力低く出来ます。

暖かさと持ち運びやすさを兼ね揃えれば、石油ストーブが最強です。

薪ストーブは本体が大きく重いだけではなく、燃料である薪自体も大きいので、一番持ち運びしづらいです。

燃料代

薪

ガスストーブの燃料であるCB缶は1本100円程度。
発熱量の多いガスストーブでは、1本で大体90分使用出来ます。
初日午後~翌朝までの約18時間使用する場合、CB缶が12本必要で燃料代は1,200円前後になります。

次に石油ストーブ
燃料である灯油は1リッター100円前後です。
発熱量の多い石油ストーブでは1リットルで大体150分使用出来ますので、18時間で燃料代は700円前後になります(7.2リットル程度)。

最後に薪ストーブ
使う薪や火加減によって全く違うので何とも言えませんが、燃焼時間の長い「オガライト」という物を使い、1,000円分で大体5~6時間使用出来ました。
ですので、2,000円~5,000円程度に収まります(※薪を燃やす量=火力で変わってきます)。

この通り、燃料代においても石油ストーブが一番安く済みそうです

これらの結果から、一番運用しやすいのはやっぱり石油ストーブかなと思います。

では、ガスストーブや薪ストーブはダメかというと全くそうではありません。

ここからは、それぞれのストーブの魅力、そしてどんな方に向いているかを説明させて頂きます。

石油ストーブが向いている方

アルパカストーブ

石油ストーブが向いているのは、「暖かさを優先したい方」「厳寒地域でキャンプをする方」「テントが大きい方」です。

東北、北海道、山岳地域等、キャンプ地の気温が5度以下になる場合は石油ストーブが良いと思います。

理由は大きく分けて2つあり、一つは5度以下になるとガスストーブの熱量では暖かさを保てない事、もう一つはカセットガスがそもそも点火出来ない事です。

例外もありますが、1本100円程度のカセットガス(CB缶)は5度以下ではガスが気化せず、点灯しにくくなります。
また、点火しても火が安定しにくいです。

ただし、冬でも気温が10度前後でテントもそんなに大きくない場合、持ち運びしやすく燃料が入手しやすいガスストーブの方が良いでしょう。

具体的におすすめの石油ストーブ「アルパカストーブ」を紹介していますので、良ければ併せてご覧ください。

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ガスストーブが向いている方

イワタニ 風暖

ガスストーブが向いているのは、「省スペース・手軽さを優先したい方」「暖冬地域でキャンプをする方」「テントが小さい方」です。

先程の通り、気温が10度前後でしたらガスストーブでも問題なく暖かいでしょう

寒ければ、ガスストーブの前に座ればOKです。

CB缶もコンビニ等で手に入りますし、車に積み込む際も省スペースで済みます。

ただし、テントが大きい場合は石油ストーブを選んでも良いかと思います

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薪ストーブが向いている方

フィールドア パップテント T/C 320

薪ストーブが向いているのは、「ロマンを求めたい方」です。

先程の比較の通り、持ち運びづらく、少ない薪ではあまり暖かくも無く、燃料代も高く付きます。

でも、何のためにキャンプをしているか考えてみてください。

非現実の時間を楽しみたい、リラックスをしたい
色々な理由があると思いますが、共通して”楽しみたい”というのがあると思います。

ガスストーブや石油ストーブは、暖かい空間を作るという機能的な役割を満たしてくれます。

でも、薪ストーブは”楽しめる空間を作る”というキャンプの根幹にある役割を満たしてくれます

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一酸化炭素中毒に注意!

ガスストーブ、石油ストーブ、薪ストーブ全てにおいて、一酸化炭素という有毒煙が発生します

最悪死亡事故にも繋がりますので、しっかりと注意、対策をしなければいけません。

対策としては3つあり、「入口をしっかり開けて常時換気をしっかりと行う事」「一酸化炭素センサーを2つ以上設置する事(片方の故障時に備えて)」「仮眠時や就寝時、管理が出来ない時間は必ず消す事」です。

この3つは全て重要で、漏れなく実施する事でリスクを減らす事が出来ます。

一酸化炭素センサーは、濃度が高くなるとアラームで教えてくれます。

ただし、万一故障していた際の事も考え、2個、3個同時に設置すると安全度も高まります。

石油ストーブが最強ですが、目的を明確に。

冬キャンプ 薪ストーブ

今回は、冬キャンプにおけるストーブの選び方をご紹介させて頂きました。

暖かい空間、持ち運びやすい、燃料が安いという観点では石油ストーブが一番おすすめです。

でも、ご紹介の通りそれぞれのストーブに良い点、または地域性があります。

良ければ参考にして頂き、楽しい冬キャンプをお過ごしください。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました!
この記事が、ストーブでお悩みの方の参考になれば嬉しいです!

●おすすめの石油ストーブ「アルパカストーブ」